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一、
見よ
風に鳴るわが旗を
新潮寄するあかつきの
嵐の中にはためきて
文化の護りたからかに
貫き樹てし誇りあり
樹てんかな この旗を
強く雄々しく樹てんかな
あゝ わが義塾
慶應 慶應 慶應
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二、
往け
涯なきこの道を
究めていよゝ遠くとも
わが手に執れる炬火は
叡知の光あきらかに
ゆくて正しく照すなり
往かんかな この道を
遠く遙けく往かんかな
あゝ わが義塾
慶應 慶應 慶應
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三、
起て
日はめぐる丘の上
春秋ふかめ揺ぎなき
学びの城を承け嗣ぎて
執る筆かざすわが額の
徽章の誉世に布かむ
生きんかな この丘に
高く新たに生きんかな
あゝ わが義塾
慶應 慶應 慶應
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若き血に燃ゆる者
光輝みてる我等
希望の明星仰ぎて此処に
勝利に進む我が力
常に新し
見よ精鋭の集う処
烈日の意気高らかに
遮る雲なきを
慶應 慶應
陸の王者 慶應
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わかき日の あこがれは
くれないの
薔薇と燃えたつ
ああ 三色の旗のもと
誇りたかき丘の上に
きょうもわきたつ
青春の歌
たからかにうたいつつ
たくましく 鍛えつつ
ゆけよ
独立自尊の道
新しき世紀のゆめの
燎乱と
花咲く日まで
おお慶應 慶應
若き 慶應 われら
[塾歌]
慶應義塾の校歌。昭和15年に作られた。慶應義塾では、様々な行事の折に歌われている。
[若き血]
慶應義塾の応援歌。昭和2年に作られた。慶應義塾の代表的な応援歌として、様々な試合や集いで歌い継がれている。
[慶應義塾高等学校の歌]
昭和43年、高等学校創立二十周年記念の折に作られた。現在、学校行事では塾歌が歌われる。