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学校生活
2026.01.09
「永井荷風文学賞リレー講演会Ⅰ」が開催されました
2025年12月12日(金)、日吉協育ホールにおいて「教養の一貫教育Vol.11 永井荷風文学賞リレー講演会Ⅰ」(HAPP慶應義塾大学教養研究センター・三田文学会・高等学校主催)が行われ、受賞者である田中純東京大学名誉教授、詩人で作家、芥川賞・永井賞の選考委員も務める松浦寿輝東京大学名誉教授、詩人でフランス文学研究者の朝吹亮二慶應義塾大学名誉教授をお招きして講演会が行われました。
前半は第1回永井荷風文学賞を受賞した田中純氏が『磯崎新論(シンイソザキロン)』(講談社、2024)についての基調発表を行い、『磯崎新論』を読み込んできた高校生たちや、建築に関心がある学生たちとの活発な質疑応答がありました。
後半は鼎談形式に移行し、磯崎における引用の問題について、戦後の荒廃した風景から出発した磯崎の〈廃墟〉の建築について、デミウルゴスについて、ポストモダンについて、タルコフスキーの映画『惑星ソラリス』におけるシミュラークルの話まで、縦横無尽に話題は続き、ふたたび会場の学生たちとの活発な応答を巻き込みつつ、3時間弱の時間があっという間に過ぎ去っていく貴重なイベントとなりました(写真 石野敬祐)。![]()