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生物学研究会

部長 鳥居 隆史
部員数 5名(1年生2名、2年生1名、3年生2名)
活動日 毎週(水・木)曜日
活動場所 部室・マムシ谷・生物教室
今年度の活動 【広報】
SNS展開の開始。最新の活動状況の詳細については以下をご覧ください。
公式Twitter
慶應義塾高等学校生物学研究会 @seiken_keio
https://twitter.com/seiken_keio?s=21
公式Instagram
慶應高校生研Home! seiken_home
https://www.instagram.com/seiken_home/
慶應高校生研Aqua! seikenaqua
https://www.instagram.com/seikenaqua/

【日吉祭出店】
生物室にて、2019年度日吉祭に出店。苔玉製作体験会をメイン企画として提供しつつ、下記についての展示を行った。

【アクアリウム】
部室で水草水槽を立ち上げた。故・天野尚氏(アクアデザインアマノ創業者)の提唱したネイチャーアクアリウムのスタイルに倣い、流木や石を駆使して自然感のある水景を目指した。2019年度よりTwitter、2020年度よりInstagramを通して単なる生き物の飼育ではなく、インテリアや芸術としての水草レイアウト水槽を提案し、グリーンのある生活を楽しめるよう情報発信に努めた。

【昆虫類、主に小甲虫類】
蝮谷にてルッキング、ビーティング、BPT、土篩いの4方法により小甲虫を中心に採集し、標本として記録した。蝮谷での採集結果は2020年9月末までで鞘翅目17科58種(未同定含む)、計91個体となり、確認したが採集していないものも相当数の種類があった。採集器具や標本作製道具は基本的に自前のものを使っているが、部としてもある程度所有しているためそれを借りて採集・記録することも十分に可能となっている。

【まむし谷散策】
主にまむし谷を散策し、植生による昆虫の分布を観察した。多くの場合生物の分布は広範囲でとらえるが、様々な自然環境が共存するまむし谷では生態系が凝縮され日当たり、植物の種類など全く異なる環境が日吉キャンパス内に存在しているためそれぞれの環境に適した生物の種類の違いが顕著に表れた。有名な昆虫ではクワガタムシ、オオスズメバチなど、目につきにくい昆虫では結婚飛行前のアリの巣、アブラムシに群がるアリなどが観察できた。
昆虫の数が減る秋口には抽水植物に目をつけ、まむし谷でポリゴナムの仲間を採取し、育成を開始した。水深30㎝の水槽に植物の全てが水中となるように植えたところ、順調に成長し10日程で水面から20㎝以上に成長した。水中部分の茎の節からは根が大量に出てくることを観察した。また、水上部分の頂点からはピンク色の花のつぼみが観察できた。


【以前の活動内容】
(1)日吉キャンパスに於ける土壌動物の採集と分類・同定(ダニ類を中心として)
画像:上端から2個目まで
マムシ谷をはじめ日吉キャンパス内の数か所で、土・落葉・枯草等を採取し、ツルグレン装置(注1)を用いてこれらから小動物を採集、80%エタノールで固定した。双眼実体顕微鏡(ビノキュラ)を用いて分類・同定を行い、種ごとに小標本ビンに保存した。2018年夏の段階で、種数が100超、個体数は数千に達するコレクションとなっている。
ほとんどが体長1mm以下の個体で、内訳は生物遺体を食べるダニ類が圧倒的に多く、次いでトビムシ類が多い。その他に捕食性のダニ類、クモ、アリ、キノコムシ、他の甲虫(成虫・幼虫)、ユスリカ・ガガンボ・ヒメイエバエ(共に幼虫)、アザミウマ、カメムシ、コムカデ、ヤスデ、ダンゴムシ、ワラジムシ、ミミズ、カタツムリ等々、多岐に渡る。
(注1):一般に土壌動物(ここでは落葉や枯草に生息するものも含む)は、乾燥・熱・光を嫌う。環境から採取してきた土などをザルに入れ上から電球で照らすと、土壌動物は下へ下へと逃げ網の目から落下するので、これを生け捕りまたは固定する。

(2)各種条件による植物の生育状況の相違の研究
農薬がもたらす植物の生育の差を大根を用いて調べた。また、そこの環境下での土壌生物の生態を調べた。
一方で、気象という不確定要素もあり、改善の余地も発見することができた。


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