
河森 正治 - Shoji Kawamori
アニメーション監督、メカデザイナー
株式会社サテライト 専務取締役
1960年富山県生まれ。
慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学工学部(現在の理工学部)機械工学科と進学。在学中よりプロとして活動を始める。
企画、原作、アニメーション監督、脚本、メカデザイン等を手がけるビジョンクリエーター。TVアニメーション『マクロス』シリーズの原作者の一人。『超時空要塞マクロス』では、世界初の完全変形するメカ、“バルキリー”をデザインし、変形メカデザインの第一人者となる。23歳にして劇場作品『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』で監督に抜擢される。
その他アニメーション代表作としては、『創聖のアクエリオン』(2005)、『マクロスF』(2008)、『AKB0048』(2012)など。最新作は、『マクロスΔ(デルタ)』(原作、総監督)。
監督業以外では、SONYロボットペット『AIBO (アイボ) (ERS-220) 』、日産デュアリスCMメカ『パワード・スーツ デュアリス』、SUBARU『アイサイト』メカ、『サンダーバードARE GO』の新メカ『サンダーバードS号』等のメカデザインも手掛ける。
他にも近年では、多次元プロジェクトと称したアクターと声優の芝居を融合させた舞台の演出、ソニー・コンピュータエンタテインメントのヘッドマウントディスプレイ用デモ映像(360度全方向、リアルタイム体感型映像)の演出を行った。

村上 慎之介 - Shinnosuke Murakami
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教
株式会社メタジェン 主任研究員
1988年東京生まれ。2007年、慶應義塾高等学校卒業。2011年、慶應義塾大学環境情報学部卒業。2016年、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 後期博士課程終了。博士(政策・メディア)。
高校3年生の夏にSummer Bio Collegeに参加したことがきっかけで環境情報学部に進学し、大学1年から現在に至るまで慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)で研究を行っている。湯野浜温泉(山形県鶴岡市)源泉中に世界的にも希少なグループの微生物が存在している可能性を示し、J-WAVEで生放送のインタビューを受けるなど多くのメディアに注目され、2011年度 SFCSTUDENT AWARDを受賞。大学院では民間療法の効果を分子生物学の観点から解き明かすことを目指し、長湯温泉(大分県竹田市)の温泉水の飲用は肥満防止効果のある腸内細菌を増やし、糖尿病の予防や改善につながる可能性があることを示した。
研究だけでなく次世代の育成にも力を注ぎ、2014年には研究を指導した高校生が第4回高校生バイオサミットin鶴岡にて環境大臣賞に輝き、自身も優秀研究指導者表彰を受賞した。
現在は腸内環境のコントロール(腸内デザイン)によって「病気ゼロ社会」の実現を目指す株式会社メタジェンにて主任研究員を務めている。

清水 真弓 - Mayumi Shimizu
トロンボーン奏者
2012年秋より現在、南西ドイツ放送交響楽団(フライブルク、シュトゥットガルト)首席トロンボーン奏者。
神奈川県出身。10歳よりトロンボーンを始める。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業後、フライブルク音楽大学 (ドイツ)、ベルン芸術大学(スイス)にてブラニミール・スローカーに師事。在学時にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団「カラヤン・アカデミー」に所属、首席奏者クリストハルト・ゲスリングに師事。09年 オーストリア、リンツ・ブルックナー管弦楽団に首席トロンボーン奏者として就任、12年南西ドイツ放送交響楽団に移籍。トロンボーン独奏では、グダニスク国際金管楽器コンクールにて第1位受賞をはじめ、数々の国内外コンクールで受賞。数々のソロリサイタルを行い、好評を得る。さらにレパートリーを広げるべく、14年よりバーゼル・スコラ・カントルムにて、古楽・サックバットをシャルル・トゥートに師事、16年修士課程修了。同時に作曲家との新作委嘱、初演など、現代曲にも積極的に取り組む。室内楽活動としては、スローカー・トロンボーン四重奏団メンバーとして活動するほか、14年に8人のトロンボーン奏者による「スライド・ジャパン」を結成。オーケストラ活動としてはこれまで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、バッハ・コレギウム・ジャパンなどで演奏。また、宮城県名取市文化会館では「清水真弓とヨーロッパの音楽家たち」シリーズをプロデュースするなど、演奏会だけでなくトロンボーンと音楽を通じて地域交流、様々なアプローチでの教育活動なども行う。
15年にはファースト・ソロアルバム「ファンタジー」をリリース。朝日新聞特選盤、レコード芸術特選盤、クラシックCDアワード2015第1位、CDショップ大賞受賞を受賞と、トロンボーンのCDとしては異例の4冠を達成。16年にはセカンドアルバム、「トリロジー」をリリース。
公式ウェブサイト
http://www.mayumi-shimizu.com/

木村 周一郎 - Shuichiro Kimura
株式会社ブーランジェリーエリックカイザージャポン 代表取締役
1969年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。1991年千代田生命保険相互会社(当時)に就職。27歳で退職し、(株)ケイアンドフーズ入社。その第一歩としてアメリカへ製パン留学を決意。アメリカのFDA(米国食品医薬品局)研究機関であるAIB(米国立製パン研究所)へ留学。ベーキングサイエンスを研究する。
AIB卒業後、当時ニューヨークで最も評価の高いパン屋であるAmy’s Breadにて修行。バゲットのスーパーバイザー等を勤める その時、本場フランスでも評判の新進気鋭のパン職人がパリにいると聞き、フランス留学を決意する。
フランスへ渡り、目的通りBoulangerie Eric Kayserにて修行 腕前と経営センスを見込まれ、エリックカイザーの在日パートナーとして、株式会社ブーランジェリーエリックカイザージャポンを設立。
2001年メゾンカイザー国内1号店として東京・高輪に店舗をオープン。
「ぜったいに失敗するパン屋のモデルケース」とまで言われたフランスパン専門店だったが、常識をくつがえし、その後続々店舗をオープン。2016年国内25店舗を構える。
メゾンカイザー公式サイト:
http://www.maisonkayser.co.jp/

宮下 晃樹 - Koki Miyashita
NPO法人 SAMURAI MEETUPS 代表理事
1992年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。20歳で公認会計士論文式試験合格。在学中に福澤諭吉記念文明塾コアプログラム9期に入塾し、「Letter book」プロジェクトを慶應義塾大学生協と共催。2014年有限責任監査法人トーマツに入社し、IPO支援業務及びIFRS監査業務に従事。2016年6月に同社を退職し、独立開業。現在は2014年10年に立ち上げた「訪日外国人に忘れられない体験をプレゼントする」をコンセプトに掲げ、職人のもと伝統文化体験の機会を提供する任意団体SAMURAI MEETUPSをNPO法人化し、代表理事を務める。
NPO法人 SAMURAI MEETUPS 公式Facebook:https://www.facebook.com/samuraimeetups

吉村 太郎 - Taro Yoshimura
慶應義塾高等学校
慶應義塾高等学校生徒会副会長、国際軟体動物学会 学会員、福井国体空手道競技 強化指定選手
1998年福井県生まれ。2014年、国立福井大学教育地域科学部附属中学校卒業。塾高進学を機に上京し、現在、ひとり暮らし。
中学時代より励んでいた空手と貝類の研究を高校進学後も継続して、活動している。研究活動では、これまでに貝類標本1000種を作製するなど、フィールドワークを積極的に行い、中学時代には新種の化石を発掘した。2015年冬、日本古生物学会にてこの新種の貝化石に関する研究発表を行い、学術賞受賞。これをきっかけにこの新種の研究を論文にまとめ学会に投稿した。2016年秋、古生物学の国際誌「Paleontological Research」に論文掲載が決定。論文の最年少筆頭著者として各種メディアに注目されている。また、2016年夏、現在生息している貝類に関する別の研究で、卵生の二枚貝として初めて形態の雌雄差を認めた報告例をWCM2016(国際軟体動物学会総会)にて日本代表として発表し、日本人初、最年少での最優秀賞受賞を果たした。
現在は、この研究を論文として発表することを目指し、さらなるデータの解析に取り組んでいる。

武澤 一希 - Kazuki Takezawa
慶應義塾湘南藤沢高等部
4~12歳を中国北京で過ごし、英語と中国語を身につける。
多様な考えに触れ、音楽、スポーツ、ボランティア、本場少林寺でのカンフー修行などを通じ、国際交流の大切さを実感する。
帰国後小6で英検1級取得時、日本英語検定協会平成23年度優良賞(Award for Achievement) 受賞。
慶應義塾湘南藤沢中等部入学後は競走部に所属。走高跳藤沢市陸上選手権大会二年連続優勝。
高等部5年現在は、軽音楽部主将を務める。担当はギター。
英語のスピーチやディベートが好きで、授業や公開討論を通じ鍛錬を続けている。
The 23rd Annual Keio Shonan-Fujisawa Junior & Senior High School Speech Contest 優勝。
The 24th Annual Speech Contest、The 25th Annual English Debate Contest 参加。
多岐に渡る趣味の中で、今回は身近なカメラを通じてデジタル化が急速に進む世の中の今後についての考えをお話ししたい。