Home > 学校生活 > カリキュラム

カリキュラム

本校の教育目標を達成させるにふさわしいカリキュラムを編成し、学力の充実を図っています。

第1・2学年用(2023年度)

1年 2年 3年
科目 単位数 科目 単位数 科目 単位数
現代の国語 2 古典探究 4 論理国語 4
言語文化 2        
地理総合 3 歴史総合 3    
公共 3        
数学Ⅰ 3 数学Ⅱ 4 数学B 2
数学A 2        
生物基礎 3 物理基礎 3 地学基礎 2
    化学基礎 3    
体育 2 体育 3 体育 2
保健 2        
芸術 ※1 2 芸術 ※1 2    
英語コミュニケーションⅠ 4 英語コミュニケーションⅡ 4 英語コミュニケーションⅢ 4
    第二外国語 ※2 2    
    家庭基礎 2    
情報Ⅰ 2        
        選択科目 ※3 14
        卒業研究 2
        将来開発プログラム 1
HR 1 HR 1 HR 1
合計 31 合計 31 合計 32
  • 音楽・美術からいずれか1科目選択
  • 独語、仏語、中国語からいずれか1科目
  • 選択科目は3年次に設定し、進路に合わせて14単位を履修する

第3学年用(2023年度)

1年 2年 3年 3年(医・理工志望)
科目 単位数 科目 単位数 科目 単位数 科目 単位数
国語総合 4 現代文B-I 2 現代文B-II 3 現代文B-II 3
    古典B 3        
現代社会 3 世界史B 3 日本史B 3 選択社会 ※3 3
        地理B 3    
数学Ⅰ 3 数学Ⅱ 3        
数学A 3 数学B 2        
生物基礎 3 物理基礎 3 地学基礎 3 地学基礎 3
    化学基礎 3        
体育 2 体育 2 体育 3 体育 3
保健 2 柔道 1        
芸術 ※1 2 芸術 ※1 2        
CEⅠ ※4 2 CEⅡ ※4 4 CEⅢ ※4 4 CEⅢ ※4 4
英語表現Ⅰ 2           
    第二外国語 ※5 2        
家庭基礎 2            
社会と情報 2            
        選択科目 ※2 9 選択科目 ※2 12
        卒業研究 2 卒業研究 2
HR 1 HR 1 HR 1 HR 1
合計 31 合計 31 合計 31 合計 31
  • 音楽・美術からいずれか1科目選択
  • 選択科目は3年次に設定し、医学部・理工学部への進学を希望する者は12単位、それ以外の者は9単位を履修する。
  • 医学部か理工学部のどちらかを希望する場合、または両方を希望する場合の3年次の社会は、日本史Bか地理Bから選択する。
  • CEはCommunication Englishの略
  • 独語、仏語、中国語からいずれか1科目選択

必修科目

1・2年次は必修科目(選択必修科目を含む)のみを履修し、3年次を含め全学年を通じて必修科目を中心に学習することで、特定の分野に偏らない幅広く豊かな知性と教養を獲得します。3年間を通して、理科は4科すべてを、地歴・公民も4科すべて(医学部・理工学部への進学希望者を除く)を履修し、英語は習熟度別に自分の力に合わせた学習ができます。第二外国語も2年次に全員が学び、すべての教科の学習を通して多様な視点や価値観・考え方に触れることになります。「智徳」の根幹を養い、「全社会の先導者」になるために、バランスのとれた総合的な学びを目指しています。

選択科目

3年次には選択科目を置き、生徒各自の進路や知的興味に応じた専門的で学究的な知性と教養を獲得します。1・2年次に学習した基礎教養としての各教科の必修科目を土台にして、それぞれの知的関心を刺激し、大学進学を視野に入れた準備をしていきます。

卒業研究

3年次の卒業研究では、各教科が用意する多様な講座の中から、生徒各自がそれぞれの知的興味やニーズに合ったものを選び、論文や作品・実験記録等を作成します。必修科目の学習を通して獲得した教科横断的、あるいは専門的な知識を活用しつつ、テーマを絞った研究や学習をする中で、問題発見能力・問題解決能力・思考力・表現力等の総合的な知性を養います。

日吉協育モデル

高等学校は「日吉協育モデル」と名付けた独自の教育を実践している。その根幹にある理念が「正統と異端の協育」である。

慶應義塾の塾生は「全社会の先導者」となることが求められる。義塾の一貫教育校である高等学校もまた、生徒が「将来のリーダー」にふさわしい人間に成長することを願い、その実現をめざしている。高等学校の考える「将来のリーダー」、それを示すキーワードが「正統」と「異端」である。

「正統」とは「人間として、高校生として、塾生として、全員が共通して当然に身に付けるべき知識や精神、人間性」を意味する。「異端」とは「既成の枠組みにとらわれることなく、その殻を突き破って新たなものを創り出していく、個々の傑出した能力や技量、気概」を意味する。「正統」と「異端」の両方を兼ね備えるために「さまざまな方々の協力のもとに生徒を育んでいく」、それがすなわち「協育」である。

「正統と異端を兼ね備えた人間」を「協育」するための方法、それが「日吉協育モデル」であり、2018年8月に竣工した「日吉協育棟」(交流館・創造館)を中心に、未来につながる教育を展開している。

協育プログラム

「日吉協育モデル」を実践するために、幅広い分野にわたる多種多様な講座(「協育プログラム」)を開いている。高等学校の教員はもちろん、卒業生、大学の教員、義塾以外の法人や団体などの協力のもと、生徒が自らの知的関心や好奇心を広げる機会を提供するものである。必修科目・選択科目・卒業研究の授業として、また課外の講座として高等学校が用意したものだけでなく、生徒が自主的に立ち上げたプログラムもある。

高等学校主催の「学年講演会」は、「正統と異端の協育」のうち、特に「正統」に関わるプログラムとして、生徒全員が対象となる。講演のテーマは学年ごとに「社会との共生」(第1学年)、「平和との対話」(第2学年)、「環境との調和」(第3学年)であり、いずれも「将来のリーダー」にふさわしい人間に成長するために、高等学校で学ぶ生徒が必ず目を向けなければならない課題である。

□2019年度実施の「協育プログラム」□
〈高等学校主催のもの〉
 学年講演会「社会との共生」(第1学年)
 学年講演会「平和との対話」(第2学年)
 学年講演会「環境との調和」(第3学年)

〈本塾大学・大学院・研究センターおよび塾外研究機関の協力によるもの〉
 講演会シリーズ「理系ノスヽメ」(理系各学部の教員の協力)
 講演会シリーズ「教養の一貫教育」(教養研究センターとの連携)
 大学の授業「日吉学」(教養研究センターとの連携)
 法律学(第3学年選択科目「法律入門」および「卒業研究」/ 法科大学院との連携)
 理工学部で数学を学ぶ(理工学部との連携)
 
〈法人の協力によるもの〉
 マーケティングの実践(大正製薬協育講座)
  第3学年「卒業研究」の一講座として実施
 “食と健康”講座(グリーンハウスグループ協育プログラム)
  第3学年選択科目「家庭演習」の授業内で実施
 減災学講座(ジオ・サーチ協育プログラム)
  学年講演会として、第3学年の生徒全員を対象に実施

〈同窓会の協力によるもの〉
 将来展望講座
 公認会計士入門講座
 保護者対象公認会計士特別講演プログラム
 卒業生による講演会
 
〈生徒会によるもの〉
 地下壕見学会
 異端のすゝめ

〈短期交換留学プログラム〉
 King's College School (英国・ロンドン)
 The Bolles School (米国・フロリダ州)
 St. John Bosco High School (米国・カリフォルニア州)

〈海外からの留学生招聘プログラム〉
 Keio Senior High School Summer Program

〈生徒が自主的に立ち上げたプログラム〉
 協育プログラム広報プロジェクト

ページトップへ

慶應義塾高等学校