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卒業生からのメッセージ

「変わらないもの」と「変えるべきもの」

ものすごく面白い時代になってきた。ホンモノを見極め、質を追求する時代。人が生活をするために、あらゆる商品・サービス(=以下“モノ”という。)が生まれたこれまでの100年。それに対して、多様化する現代人の価値観にしっかりフィットするモノの“良さ”を追求する時代になってきた。

数十年先の社会をつくるのが、今の高校生ということを考えれば、進化する時代に合った最高のパフォーマンスをする“人”が沢山いてほしい。様々なジャンルにおいて、興味の範囲を広げながら、自らの才能とセンスを感じ始めるのが高校生活だと思う。

今から15年ほど前。僕は“日吉”で今の自分の原点を見つけた。デザインや映像の制作、イベント企画、Webサイトの構築といったクリエイティブプロデュース専門の会社を設立して6年。自己紹介のときに、文化祭で“後夜祭”を担当していた、というと、とある仕事の依頼主の信頼度と安心感、そして期待感が高まった。
「伝統の継承」と「斬新な革新」。高校時代の僕が、後夜祭で実践した挑戦だった。
僕がPC(パートキャップ)を務めた後夜祭では、「ミスター塾高」や「應援指導部」といった、今も続いているようなそれまでの流れを受け継ぎつつも、2つの大型スクリーンにライブ映像を映し出したり、日吉会堂をフルに活用した観客参加型の企画に音と光の演出をするなど、新機軸を打ち出した。

斬新なことをやろうと試みて、どうしても変えられないことがある。それは多くの場合、継承すべき「伝統」であり、変えない方が良い。「斬新な革新」とは、既成概念を一度取り払い、今考えられる最高の理想に近づけていくことで実現される。結果的に、第44回日吉祭のフィナーレである後夜祭の数時間で、先生方も含めたすべてのお客様を魅了した。(と思う!)

大切なことは「変わらないもの」を「変えるべきもの」の2つの必然性を見極めていくこと。「こうしたい!」と願う気持ちを持ち続ける事で、そのチカラがごく自然に備わっていく。僕の経験では、そうした目が備わってきたのは、ちょうど高校生くらいの時からだった。面白いほどのスピードで時代は動いていく。そんな時代を生きる、特別な先導者になってほしい。
未来の塾高生たちのために。

[株式会社トラフィックジャム HP]
http://www.trafficjam.jp
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